ネキシウムやトリメブチンマレイン酸塩と二日酔い

胃もたれや吐き気、胃の痛みに対して効果が期待できるネキシウムは、プロトンポンプ阻害薬であり、胃酸の分泌を抑制してくれるものです。胃酸が多くなってしまうと食道に逆流しやすくなったり、胸のむかつきの原因になってしまうことがあるので、抑えることで改善を目指すことができます。

ネキシウムと同じように胃腸の働きに作用する薬に使われている成分にトリメブチンマレイン酸塩がありますが、こちらは胃腸の働きが悪くなってしまったことで起こる症状を改善させるものであり、胃酸が過多の状態で服用すると良く無い場合もあるので、医師の診断のもと服用することが望ましくなります。トリメブチンマレイン酸塩は消化管の平滑筋が収縮しすぎて下痢や腹痛になっているときに、平滑筋細胞の興奮を抑えて過剰な収縮にならないようにしたり、腸の活動が低下しているときに腸の交感神経にあるμ受容体に作用することで、ノルアドレナリンの分泌をコントロールして副交感神経からのアセチルコリン分泌を増やし、腸の動きを活性化するのに効果が期待できます。

二日酔いで胸やけが生じるのは、アルコールが食道に影響を与えたり、胃酸の分泌が促されて胃酸過多の状態になるからです。ネキシウムには、二日酔いによる胸やけなどについての利用に言及した利用の仕方は明示されていませんが、原因が胃酸過多によるものであれば、服用することで楽になる可能性があります。アルコールの摂取で、アセトアルデヒドやメタノールによるものであった場合には、効果が感じられない場合もあります。

薬を併用してしまうと余計に消化器官の粘膜を荒れさせてしまう可能性があるので、ほかに服用している薬があるときには医師に確認するべきです。