運動不足で機能低下した急性胃炎はネキシウムが効果的

胃もたれと急性胃炎を混同して同じ対処をしてしまうと、余計に負担をかけてしまうことがあるため注意が必要です。昔は胃もたれも炎症により起きると考えられていましたが、内視鏡検査ができるようになってからは炎症が起きていないのに不快な症状になる人が多くいることが分かり、機能が低下して胃もたれとしてあらわれることが分かってきています。

胃の機能低下は蠕動運動などが鈍くなり、食べたものの消化などに時間がかかったりすることで負担になっているもので、ストレスを受けたり運動不足も一つの要因になることが分かっています。食べ物が胃にある状態で体を動かすことは、消化を遅らせるので良くありませんが、日ごろから軽度の運動は取り入れたほうが胃も活動的になります。

急性胃炎は、胃炎膜が炎症を起こすものでストレスなどがかかわっていることもありますが、ヘリコバクターやピロリ菌が感染して炎症を起こしている場合もあって、正しい治療を行わないと慢性化して行くことが懸念されます。

ヘリコバクターやピロリ感染胃炎に処方されることがあるネキシウムは、エソメプラゾールという成分が含まれていて、胃酸の分泌を抑制することで正常な働きを取り戻せるようにする効果が期待できる薬になっています。胃酸は細菌やウイルス感染を防ぐのに重要な役割を持っていますが、過剰に分泌されている状態は健康を損なうことにつながってしまいます。

副作用が起きることがあるので服用の仕方に注意し、高齢者や肝機能に障害がある人は服用に慎重さが必要です。細菌やウイルス駆除のため抗生物質とともにネキシウムを処方されることもあり、ほかにも服用している薬がある人は体に副作用が出る可能性が高まるので、併用しても大丈夫か確認するべきです。